2010年4月2日金曜日

SAS潜在患者

ご覧になった方がおられると思いますが、朝日新聞朝刊の「患者を生きる」欄に「睡眠時無呼吸症候群」が取り上げられ1週間連載されました。SASには「閉塞性」「中枢性」「混合性」のがあり、多いのは気道がふさがる「閉塞性」で肥満や小さな顎、返答肥大などが原因との説明がありました。兆候は激しいいびきや昼間の眠気で大人だけでなく子どもの症例も紹介されていました。このような症状のある潜在的な患者や予備軍は結構多いのでしょうが、なかなか自分でそうと認識しない、あるいは医者に行くのが億劫、怖い、子どもの場合はたぶん親が気がつく必要があるのでしょうが、健康維持や寿命とってはもったいない話です。医者に行くわずらわしさ、多くのコードにつながれた検査のわずらわしさもあるのかもしれませんが、家庭で常備している体温計のような安価で取り扱いやすい器具のようなもので、あるいは家庭でできる尿の検査などのようにセルフチェックできるようになればいいなと思います。